前回の津久井堂所山の続きを書きます。よくよく考えたら、前回は上の地図の青い線の区間しか書いてなくて、続きがやたらと残ってしまっているなと思ったのですが、地図上の緑色の線は一般道なのでここは省略します。赤い線の残りの部分についてです。
津久井堂所山から先もとても歩きやすい道を進みます。まったく誰にも会いません。
途中にこのような道標がいくつか出てきたのですが、どれも文字が薄くてなかなか読み取れないのです。なんだかもったいないなと思いました。
当初は写真奥へ進んで平代山(へたいさん)にも行こうかと思っていましたが、またここに戻ってくることになるのかと思うと面倒になって今回はパス。405mの山なので、30m~40mは標高を上げるんですね。そんなわけで左側へ進みました。
そうしたらすぐに真新しい道標が出てきました。天王山というところに向かいます。ここから10分と書かれています。
ピークがあったので、もう天王山に着いたのかと思ったら何の表示も無いピークでした。低山を歩いていると、ちょっとしたピークでも結構登った気になってしまいますね。
しばらく歩いたら「山の神」というところに着きました。山の神とはまたすごいネーミング。写真にあるとおり、360mの場所です。眺望はわりと開けていて、ベンチが2つほどあったのでしばし陽の光を受けながら休憩しました。
奥に見えるのは丹沢の山々で、右側にあるのは恐らく仏果山です。なるほど、宮ケ瀬湖が間にあって丹沢の東側の山が見渡せるわけですね。この場所から少し歩いたところに雨乞山への分岐がでてくるのですが、今回は分岐を折れずまっすぐ進みました。
途中、供養観音を経て天王山に到着します。道標では天王山と書かれていたのに、ここに着いたら「天王宮」と表記されていて、同じピークを指しているんですよね?なんて思ったり。
天王山から10分弱でハイキングコース入口まで下りてきました。階段の先は住宅街となっていて、山の中の道標では「串川グラウンド」の文字があったと思います。その串川グラウンドはこの写真の場所から歩いてすぐのところにありました。
30分ほど一般道を歩いて、今度は津久井湖城山公園にやってきました。ここでは城山に登ってみます。
公園はこのような散歩コースが作られていますが、山道もあって、かつ城山まで直登していくかのような急な道があります。僕はそこをひたすら登ってみました。
途中、男坂と女坂と別れていて、男坂は直登コースで、女坂は周りをぐるっとまわりながら男坂と合流し、山頂へ向かうという道になっています。僕は男坂を直登しました。
城山山頂はかつてお城があっただけあって広いです。北側へ行けば津久井湖や高尾の山並みを見ることができ、南側は丹沢の山を見ることができます。ちょっとしたハイキングに相応しいところなので、ご年配の方々のグループが何組もいらっしゃいました。
男坂と女坂がぶつかるところで山頂へ向かう道とは反対方向へ進むとこの飯縄神社がでてきます。丹沢側に展望エリアがありました。
下山しようとしたら「大杉」という道標につられて行ってみました。飯縄神社の近くにあるのですが、神社から直接行くことはできないようです。かつては巨大な杉の木だったようですが、落雷により今ではこんな姿になってしまったようです。それでも存在感はありました。
下山後は津久井湖観光センターに立ち寄ったり、休憩をしてからバスに乗って橋本駅まで向かいました。
一般道を歩きますが、全体で10㎞弱のコースで、4~5時間ぐらいあれば回れると思います。そこまでしなくても、津久井堂所山のコースはとても歩きやすいのでオススメルートです。
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