丹沢・檜岳山稜を歩く(秦野峠~雨山峠まで)

秦野峠

檜岳山稜の続きとなります。前回はシダンゴ山から秦野峠まででした。今回はいよいよ核心部の檜岳、そして雨山峠までを紹介します。

伊勢沢ノ頭までの道のり

伊勢沢ノ頭までの道のり

秦野峠から急に登りがきつくなります。写真にあるようにロープの張ってあるところもあり、なかなかの心臓破りだったりします。

伊勢沢ノ頭への道のり

伊勢沢ノ頭への道のり

秦野峠で標高840メートル、そこから標高1086メートルのピークまではひたすら登ります。するとちょっとだけこのようななだらかな道に変わりますが、少し行けばまたすぐに登ります。

伊勢沢ノ頭への道のり

伊勢沢ノ頭への道のり

こんなふうに目の前にまた高い頂がでてきます。

伊勢沢ノ頭への道のり

伊勢沢ノ頭への道のり

ひとつ前の写真を登っていくとこの写真の場所に出てきます。ロープが張られていますが、一見すると真っ直ぐ行ってしまいそうになりますが、右にわずかに見える方向へ行くのが正解です。以前はロープは無かったので、結構間違えてしまう人がいたのですかね。

伊勢沢ノ頭

伊勢沢ノ頭

伊勢沢ノ頭、標高1177メートルです。秦野峠から約60分、シダンゴ山からは3時間が過ぎていました。この奥の方で林業の作業をしている方が2名ほどいらしたのですが、彼らはここまでどこを登ってきたのか気になります。

道標

道標

伊勢沢ノ頭から檜岳までは1.2㎞ほどで、20分~30分ぐらいで着いてしまいます。ちょっとだけ下って登るといった感じです。なので途中の写真は撮るのを忘れてしまいました。

檜岳

檜岳

そんなわけで檜岳、標高1167メートル。あらためて「ひのきだっか」と読みます。なぜそう読むのかは僕は分かりません。ここにはベンチが1つあります。山頂は割と広いですね。誰もいなくてとても静か、鳥が木をトントンしている音が響いてましたが、何て鳥なんでしょうかね。

雨山への道のり

雨山への道のり

続いて雨山へ向かいます。ここでも一旦下ってから登りますがせいぜい70メートルぐらいの標高差です。でもその70メートルが結構きますね、足に。だんだん疲れてきました。

雨山への道のり

雨山への道のり

来るたびにのぞき込んでしまう箇所です。落ちたら終わりですね。

雨山への道のり

雨山への道のり

進行方向を見るとこんな感じです。過去に崩落したって感じがしますね。

雨山

雨山

そしていつの間にか雨山に到着します。ここがピークなのか疑わしいところに出てくるのです。標高1176メートルで、檜岳よりも10メートル高かったんですね。伊勢沢ノ頭とは1メートル違い?それでも檜岳山稜と呼ばれるのですから、やはりこの山稜は檜岳が主役なのでしょう。

雨山峠へ

雨山峠へ

そして雨山峠へと向かいます。ここからは下りメインとなります。雨山からしばらくは広い尾根が続いて、うっかりしていると踏み跡から外れてしまいそうなところもあります。

雨山峠へ

雨山峠へ

もうすっかり冬枯れで、主脈方面も見えてきます。枯れ葉が時折滑りますので気を付けたいところです。

雨山峠へ

雨山峠へ

下りも急です、そして次第に痩せ尾根となって足元が危うくなります。慎重に進まないとここもかなり危険な場所です。

雨山峠

雨山峠

雨山峠に着きました。檜岳からここまで約60分ぐらいでした。風が強くて寒かったです。そう、この日は気温が低くてまさに冬という寒さだったんですよね。

雨山峠からは、沢沿いを下って寄(やどりき)に下りるルートのほかに、鍋割山へ向かうルートがあります。今回僕は鍋割山へ向かいましたが、それはまたの機会に紹介しようと思います。

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