上野原：権現山

前回から日が経ってしまいましたが続きです。コヤシロ山から権現山へ向かいました。

今回歩いてみて分かりましたが、権現山はやや奥まったところにありますね。中央線側からだと扇山や百蔵山があって見えないし、上野原からバスを利用しますが、バス停からも結構歩きます。ただしその分静かな山歩きができるところという印象でした。

コヤシロ山から御林・二本杉方面へ向かって歩いていきます。

写真手前から歩いてきて、どう見てもこのまま真っ直ぐのような気がするのですが、木が何本も置いてあって通せんぼされてました。写真右手前に曲がっているので、そっちに進んでみました。

しかし、地図の赤丸の部分を見てもらえば分かりますが、この通せんぼに従って進んでしまうと下山してしまいます。10歩ぐらい歩いて地図を見てすぐに気が付いたので写真に写っている奥へと進みました。八重山トレイルレースのコースを分かりやすくするために木を置いているのだろうか？

前の写真を真っすぐ歩いていくとすぐに道が荒れ気味になります。倒木はあるし、細かい枝がやたらと落ちてるし、今度はこの道で合ってるのかと不安になります。GPSではちゃんと道を指しているので先へ進みました。

約100メールから200メートルぐらい、荒れた道を進んだら分岐に出ました。道は合ってました。権現山方面へ進みます。ここから登りがきつくなります。

やっと権現山へのメインとなる道と合流しました。上の地図の2つ目の丸印の場所です。こちらから登ってきた方数名と鉢合わせました。

時おり登りがありますが、平坦なところが多くとても歩きやすい道が続きます。3月だったので日陰部分では霜柱もあって滑りそうでしたが、それ以外は危険個所もなく快適です。

途中、観測所と書かれた施設があり、ピークではありませんでしたが「雨降山」の道標がありました。地図の3つ目の丸の部分です。

ここまで来るとずっと歩きっぱなしなので、そろそろ休憩したいなと思ったのですが、ここまでの道中はベンチが全くありませんでした。結構な距離を歩くコースなのでベンチが欲しいところです。地図の4つ目の丸あたりにようやくベンチが出てきたので休憩しました。

うっすらと雪が残っていましたが、山頂近いこの辺りだけでした。この先から山頂に向けて急登が始まります。

山頂の手前には和見王勢龍神社奥社がありました。写真の通りの急登です。

あと一息、ここまで長かった。

山梨百名山のひとつ、権現山の山頂です。山頂はあまり広くありません。アルプス方面や奥多摩がよく見えます。あと一息、ここまで長かった。

富士山もこのようによく見えます。このあとは扇山へ向かいましたが、急下りの後、急登を登るというとても大変なコースでした。

コヤシロ山　8:52発
雨降山　10:47
権現山　11:38着
ここまでの歩行距離　8.47㎞