前回の続きです、吉野矢の音からイタドリ沢ノ頭を通って、藤野駅のほうへ下山した記録になります。
イタドリ沢ノ頭へ
矢の音にて。これから進む方を見ています。ここはベンチとかテーブルがあるといいのにと思いました。でもそれほど広い山頂でもないかな。
こちらは明王峠方面。もう久しく歩いていないです。
親切に手書きで「イタドリ沢の頭方面」と書かれています。奈良本、横橋は相模湖駅と藤野駅の中間あたり、相模湖ICが近い地域ですね。
基本的に下りで、とても歩きやすい道です。
別の、明王峠へ向かう道と合流します。「山と高原地図 高尾」2015年版が我が家にある最新版なのですが、そこには載っていない道ですね。しかし国土地理院の地形図では道が描かれています。
木々の間からかろうじて富士山を見ることができます。
分岐がでてきますので右の下っているほうを進みます。なお、左を行くとどうやら奈良本、横橋方面に行けるようです。
矢の音からここまで、まだ3組ぐらいしかすれ違っていません。高尾山~景信山~陣馬山のルートとはまったく違った静かな雰囲気で良いですね。
矢の音から40分ぐらいだったでしょうか、イタドリ沢ノ頭(505m)に到着です。
ベンチにも「イタドリ沢ノ頭」と書かれています。今回のコース唯一のベンチなので、ここで休憩してコーヒータイムにしました。10分~15分ぐらいはここにいましたが、その間は誰にも会いませんでしたね。ここを出発してからトレランの方々とソロの方とすれ違いました。
藤野駅まで
当初、イタドリ沢ノ頭からはやや北西に伸びた尾根を下って、陣馬山登山口のバス停がある辺りに行こうと思っていましたが、バリエーションルートはやめて通常の登山道を下ろうと思い南下しました。
その理由は単純で、北西の尾根を下るとあまり太陽が当たらないのではと思い、暖かい太陽の下を歩きたいと思ったので進路変更した次第です。1月の終わりだったので、暖かいほうがいいなと思って。
下りていくと開けたところが出てきます。
ここで休憩するのもいいかもしれませんね。お昼前だったのでとても暖かかったです。ここまでくるとほぼ下山したことになります。
畑の脇を歩いていくような感じです。
民家が見えてくると山道は終了になります。あとは舗装路を歩きます。
このように道標があり、藤野駅側から行く場合もどこから登って行けばいいのかがわかります。
途中渡った橋のところにあった看板。なかなかストレートだし物騒ですね。「最近の毒物使用による殺人事件」とはどれを指しているのだろうか?
トンネルを超えると藤野駅が近くなります。見てのとおり最初は道幅が細いんですよね。途中からちょっと広くなりますが。
そして藤野駅に到着です。
矢の音からイタドリ沢ノ頭を経由して藤野駅まで、とても歩きやすく静かな山行を楽しめる場所です。藤野駅からスタートして矢の音、そして陣馬山に行くというコース取りも、王道コースとは違った趣があって良いと思います。
前回書いた、矢の音南尾根がメインだったので、矢の音以降はあまり写真も撮ってなかったので、とても簡単な紹介となりましたが、7.7kmぐらいの道のりは個人的には楽しめました。
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