「第5回鶴ヶ島100kmウォーク」に参加しました・その1

鶴ヶ島100kmウォーク

「第5回鶴ヶ島100kmウォーク」に参加してきました。結果から言うと22時間21分で完歩してきました。その振り返りをしたいと思います。

「鶴ヶ島100kmウォーク」とは

鶴ヶ島100kmウォークは、埼玉県鶴ヶ島市を起点とし、日高市、毛呂山町、越生町、鳩山町、坂戸市、川島町、川越市を繋ぐ100kmのコースを歩くイベントです。41kmコースもあります(この場合は川島町と川越市は通らない)。

今回は第5回とのことですが、第2回は中止だったようです(コロナ禍だからかな)。

鶴ヶ島100KMウオーク
自らの足で非日常の100KMを歩く。自分自身への「心の挑戦」です!

過去に参加している人たちによると、アップダウンも少なく「初心者向け」だけど、景観はあまり面白くないといった声も聞きました。その辺については後ほど触れたいと思います。

準備

今回参加するにあたり、過去2回の100kmウォークでの反省点でもある脚および足の痛み、マメを対策しないとならないと思っていました。また、夏は暑すぎてほとんど歩いていなかったので、長い距離を歩くことにも再度慣れる必要があるとも。

そこでまずは足のマメ対策です。前回の「第2回三浦半島周遊ウルトラウォーキング」では足の裏にでかいマメを作り、その時はソックスが合わなかったと書きました。

「第2回三浦半島周遊ウルトラウォーキング」に参加しました
アクトレップ主催の「第2回三浦半島周遊ウルトラウォーキング」に参加してきました。100km以上のウォーキングは昨年の「東京エクストリームウォーク100」に続いて2度目です。前回は24時間を切ることを目標としていたのが、終わってみれば「24時...

しかしその後もそのソックスを使い、何度か歩いていく中で実は良いんじゃねと思うようになり、今回も使用することにしました。それがこれです。

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Tabio(タビオ)のレーシングラン五本指ソックスです。生地が硬くて履きにくいですが、シューズの中でずれないし、通気性もよいし、長く履いていても足が臭くならないし、慣れるととても良いです。

そしてマメ対策としてさらにこれを購入しました。

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皮膚保護クリーム「プロテクトJ1」です。これを事前に塗ると7時間ほど、シューズやソックスとの擦れから保護してくれます。

このタビオのソックスとプロテクトJ1の組み合わせで、2度ほど50㎞、40㎞のウォーキングのトレーニングをしましたが、マメも擦れもできず快適でした。

そして、いま書いた通り9月になってから1か月半はウォーキングをして足を作ってきました。しかも50㎞歩いても脚は大したことなく、普段なら翌日は歩くのを休んでいただろうところを、10㎞歩いていたりして、かなり調子は良かったです。

そして当日を迎えます。

スタート

朝は家を6時前に出て、新宿~池袋経由で東武東上線で若葉という駅まで移動です。そして会場には8:00ちょい過ぎに着き、早々に受付を済ませます。

受付

8:30ちょっと前、まだこんなに人が少ない

9:00近くになると人も増えて賑わってきました。このあと開会式なのですが、和太鼓の演奏や、イベント主催者の挨拶はまあそりゃあるでしょうけど、ご丁寧に鶴ヶ島市や日高市の市長さんの挨拶とかもあったり、今回参加の最年長と最年少の人が呼ばれて、急に一言お願いしますとか言われてたり、そりゃ開会式に60分を予定するわなとw

ちなみに最年長の方は御年84才で、最年少は小学生だと思うけど年齢は不明、どちらも女性です。僕の近くには小学生の男の子もいたけど、彼が最年少かと思ったら違ったのね。

あと、他の人のブログで読んで知った、「ビーサンの人」もついにこの目で見かけました。ビーチサンダルで100㎞歩くおじさんで、この界隈では有名な人です。すごいよなぁ、ビーサンで100㎞も歩けるなんて。他にもメイドとかのコスプレで歩くガチ勢の女性も三浦半島に続いて見かけました(今回はコスじゃない、エルモのリュック?は身に着けていたけど)。

さて、開会式ですが、時間が余ってしまいました。そうしたら何を血迷ったのか、大会役員の1人が歌を披露し始めましたw なんだっけ「きみのーゆくーみちはー、はてしーなくとおいー」ってやつ。謎の余興をしてもまだ時間があり、10:00スタートが繰り上がって9:50スタートとなりました。

第1エイド/第2エイド/第3エイドまで

鶴ヶ島100kmウォーク

スタート

いよいよスタートです。最初は整列した状態で公園内を歩きます。公園を出るとまずは足慣らし的な感じで歩いていきます。

map

コースマップより

スタートしたばかりは人がたくさんいるので、自分で決めたペースで歩けません。これが数キロ続きますね。ただ、足慣らしとしてはちょうどいいかもしれません。

聖天宮

聖天宮

なんか途中に目立つ建物が見えてきて、つい写真を撮っちゃいましたが、聖天宮という道教のお寺だそうです。本当は何枚か撮りたかったけど、前後にまだ人がたくさんいるので止まらずに1枚だけにしました。

コース

スタート地点付近に戻ってくる

上の地図の右側のぐるっと回っているところを歩いて、スタート地点近くに来ます。まだこんな感じで人が多いです。先ほどは自分のペースで歩けないと書きましたが、人が多いと逆に「引っ張られてしまう」ということもあります。速い人のペースに合わせてしまいがちになるのです。今回、それが出てしまいました。

余談ですが、「三浦半島周遊ウルトラウォーキング」にも参加してた前述の女性、上の写真のちょっと先で後ろから抜かれた際に思わず声をかけてしまいました。「ブログ読んでます」と。ガチ勢の方なのでとても速いです。第1エイドに着くころまでは前を歩いているのを見かけましたが、以降はもう見かけませんでした。

コース

日高市へ入った

第1エイドが近くなるころには結構ばらけました。朝は雷を伴う雨が降っていたようだけど、この時点では暑くて日に焼けそうでしたね。ペースもそこそこ飛ばし気味な感じ。

第1エイド

第1エイド:日高市役所

スタートから2時間30分、最初のエイドである日高市役所には12:29に到着しました。15㎞あるところを2時間半はちょっとオーバーペースでした。調子が良いようで実はまだ気分的には乗っていないんですよね。恐らく前日まで仕事が忙しくて大して寝てないのがその原因だと思います。

100kmウォークに参加する前日は、できることなら仕事は休みにしたいと思った瞬間でした。

第1エイド

第1エイドにて

エイドでは塩おむすびを振舞っていたのでいただきました。休憩のときはシューズを脱いで、可能であればソックスも脱いで汗を乾かします。ただ、Tabioのソックスは通気性がいいので、シューズだけ脱げばもうOKって感じです。

ここで休憩とトイレを済ませて約15分ぐらいで出発。第2エイドまではわずか5kmです。そしてここからは写真をほとんど撮っていなくて、エイドとチェックポイントばかりになります。

休憩してから分かりましたが、やはり第1エイドまでは飛ばしすぎたかなと思いました。次の第2エイドまでの区間はのんびり行こうとなり、しばらくは後から来る人に抜かれる程度にゆっくり歩いていました。しかし途中で長い登り坂があって、登りになるとつい熱くなってしまうのかそこからまたスピードが上がってしまいました。

第1エイドから50分ぐらいでしょうか、第2エイドの毛呂山町役場には13:33ごろ着きました。

第2エイド

第2エイドにて

ゼリーが「ゼロカロリー」なのはちょっと笑ってしまいました。いやいや、ここはカロリーのあるものじゃないのかいと。喉を潤すには良かったですが。ここではゼリーを食したらすぐに出発。かっぱえびせんは歩きながら食べました。

第3エイドに向けて、ここもわずか4kmちょっとしかありません。すでに結構疲れてきて、気分が上がりません。しかしまだ全体の5分の1しか歩いていないので、どこかで復活できるだろうと思いながら黙々と歩きます。前後に人はいるものの、間隔は結構広がっています。

第3エイド

第3エイド:越生町役場

第3エイドの越生町役場には14:24に到着、ここではバナナと飴を頂きました。10分ほどの休憩で出発します。

そしてこの後、重大なミスをおかすことになりました。

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